追記(2016.2.21)
Vine Linux 6 およびVineSeedにrpmパッケージをアップロードしました。したがって以下の記事は過去の記録程度の意味となりました。
現時点では
- ghc-7.10.3(現時点での最新版)
- haskell-platform-2015.7.10.3(公式のバージョンは7.10.3)
- alex, cabal-install, happy, hscolour
- pandoc, pandoc-citeproc, pandoc-crossref
のパッケージをアップロードしています(ここに至るまでの試行錯誤が大変でした)。
経緯
インストール手順
ghcのインストール
tar xzf ghc-7.6.3-x86_64-unknown-linux.tar.bz2
cd ghc-7.6.3
./configure
sudo make install
で /usr/local 以下にインストールされます。 ghc-7.6.3では make は行なわず、いきなり sudo make install を行います。
haskell-platformのインストール
まずhaskell-platformのビルドに必要な gmp-devel、zlib-devel、freeglut-devel をインストールしておきます。
sudo apt-get install gmp-devel zlib-devel freeglut-devel
次に
tar xzf haskell-platform-2013.2.0.0.tar.gz
cd haskell-platform-2013.2.0.0
で展開および移動します。
このままではビルド時にエラーが出るため、 script/build.sh の69行目を
# GHC_PACKAGE_PATH="${ORIG_GHC_PACKAGE_PATH}" \
このようにコメントアウトします。
その後
./configure make sudo make install
でインストールします。
これでHaskell処理系がインストールされました。
cabalのアップグレード
次にcabal自体をアップグレードします。
システム全体で使用したいため、以下のようにオプションを付けてインストールします。
su cabal update cabal install cabal-install --global
これで現時点での最新版(1.22.6.0)が /usr/local 以下にインストールされます。
pandocのインストール
cabal-installと同様にシステム全体で使用したいため
su cabal install pandoc --global
でインストールします。
以上です。
余談
pandoc vs. org-mode(Emacs)
ただし現時点でpandocを使用する機会はほとんどありません。 Emacsの org-mode で文章を作成し、(lualatexを使用して)直接PDFファイルに変換することが多いです。
xmonad vs. fluxbox
また、タイル型ウィンドウマネージャーの xmonad も
su cabal install xmonad --global cabal install xmonad-contrib --global cabal install xmobar --global
のようにしてインストールしてみました。評判はいいので少し使用してみましたが慣れません。個人的には fluxbox が好きなのでメニューなどをカスタマイズして常用しています。
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