R
Linux
紹介 †
- 仕事でよく使用するアプリケーションです。
- 統計学的手法の1つであるDunnett法をお金をかけずに行う方法を探していて
Rにたどり着きました。ただし、Rに関する書籍にかなりお金を使っています(10万円以上?)
- 基本的にキーボードからの入力のみで使用するため初めは大変に感じましたが、今は慣れました。むしろメニューから処理を選択する方が面倒くさく感じます。
RjpWikiからの引用(「What is R?」の日本語翻訳) †
Rは統計計算とグラフィックスのための言語・環境 で、
GNUプロジェクトの一つであり、
AT&T(当時)のベル研究所でJohn M. Chambersと同僚により開発された
S言語・環境に似ています。
RはSを別個に実装したものと考えられます。両者の仕様及び実装には幾つかの重要な違いが在りますが、
S用に書かれたコードの多くは変更無しでRでも実行できます。
''Rは多様な統計手法(線形・非線形モデル・古典的統計検定・時系列解析・判別分析・クラスタリング・その他)と
グラフィックスを提供し、広汎な拡張が可能です。''
Sは高頻度で統計的手法による研究の手段の選択肢となりますが、
Rを使えばそうした活動にオープンソースの道から参加できるようになります。
個人的な使用方法 †
- 得られたデータはスプレッドシート(ExcelやLibreOffice?など)で入力し、
csvファイル(つまりテキストファイル)として保存する。
- そのcsvファイルをRで読み込んで解析に使用する。
実験結果の解析 †
- 収集されたデータの集計、グラフ化
- データの統計学的解析
- Welch-test、対比較などが多い
- ロジスティック回帰分析、一般化線形モデル(GLM)、一般化線形混合モデル(GLMM)、階層ベイズモデルなどの出番はないです……(興味はあるのですが)
実習(薬物動態シミュレーション) †
- そんなに高度な内容をやっている訳ではないです。
- nlmeODEパッケージを使用
- モデル式とパラメータ(薬物量、吸収定数など)を与えると、常微分方程式で血中濃度の推移を計算してくれるので、その結果をグラフ化し、ブラウザで表示させるようにプログラムを組んでいます。
- 簡単な流れ
- C++で作成したアプリケーションでデータ入力
- Rで計算、データ出力(結果の表、グラフ)
- 再びアプリケーションでHTML作成&ブラウザで表示